STAFF
市民・事業所のオファーに応え、走破する札幌のラフロード
前職もバキュームカーを使った業務に就いていましたが、社風と合わずに転職を考えていました。自分のスキルを活かせる仕事に就きたいと考えていたところ、ちょうど人員に空きの出た弊社を人づてに紹介してもらい、今に至ります。し尿の仕事は汲み取りルートの組み立て方がかなりテクニカルで、しかも責任重大。でも、その責任を課されているところにやりがいを感じていますね。
業務は各車両が札幌東区・南区の現場を捌きますが、スタッフが各々自分の仕事に向き合い、ある意味、黙々と進めます。家庭・事業所からのオファーを受けた後、5日以内に汲み取るのが鉄則。し尿タンクには1段位ごとのレベルゲージがあり、220単位まで積載することができます。各家庭・事業所の排出量を経験則から読み、オリジナルルートを組み、積載に無駄なくきっちりと積み切るのが醍醐味。ルートは自由だけど、これがかなり難しいんです(笑)。常に先の天候や道路状況を把握しながら、作業員に負担をかけない収集を心がけています。
作業員として修行し、ドライバーとしても改善を積み重ねてきたので、自分的に業務を極めた感はあります(笑)。なので、これからも継続したい心がけを話しますね。一般的なドライバーと違い、し尿トラックのドライバーは山坂、起伏の激しいエリアを走行するため、冬道は非常にシビアです。そこで、天候や気温を先読みする、幹線だけでなく抜け道を覚えるなどの工夫や試行錯誤が本当に大切になる。スピードを出すのではなく、効率を上げること。これが、ミスなく迅速な収集を生むカギなので、効率についての努力は今後も続けていきたいと考えています。
会社に許可をとって副業もこなしています。土曜日も隔週で働いているから、日曜日はとにかく体を休める日! 家の中でのゴロゴロタイムは大事です(笑)。
仕事に失敗はつきもの。でも、失敗をそのままにしないで日々改善する意欲のある人が来てくれるとうれしいです。運転技量のある方、ぜひご一考ください。